社長のコラム(2017年11月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- 当社らしい最高の仕事をする事によってお客様に喜んで頂きたい。その上で売上と利益を拡大したい。お客様に喜んで頂くだけでなく当社らしい最高の仕事をした上でという条件付。コンセプト×感情×儲けの3つが揃う事でしか私は心底喜べない。お客様と関わるのは私とは限らずスタッフである事が多い訳だから、当然、そのスタッフが当社らしさをわかっていないとか喜んでいただける様な仕事をしないとか売上や利益を考えていないとかのいずれであろうとも私は許さない。私はお客様に満足いただく為には、無駄に沢山のスタッフがいるよりも必要最小限の3拍子揃ったスタッフがいてくれる方が良いと最近特に思うようになった。3拍子を揃えるスタッフに出逢う可能性は求人をしてもあまりヒットする事がない程希少であり、その対象者には給与を増やすなど待遇を良くして、更に能力を発揮して頂く事にする。今更ながら思う事は量より質を優先させるべきだ。こんな時に私の頭の中にはスリーハンドレッドという映画。一人ひとりの会社への貢献度の差はとても大きくて仕事の内容によっては一人で二人分どころか数百倍、それ以上かも...。(11/29)
- 世界中のどのくらいの人が思い通りの生き方をしているのだろうか?度合いにもよるけど皆それほど満足出来ていないと思う。生き方とは言っても色々あるが、職業に絞ったとして本当にしたい職業が出来ているのか?また、職業としては出来ていたとして仕事の内容(役目)として叶っているのか?私自身にもやりたくてやっている事もあれば、嫌でもやるしかない事もある。どんなに好きじゃなくても得意じゃなくてもやるしかない事もあるし、反対に、どんなに好きでも得意でもやってはいけない事もある。私はあらためて嫌いな業務を書き出してみた。その中の一定量は私の手から離してスタッフの担当業務としたりアウトソーシングしている。この様に書くと嫌な仕事を人に押し付けて逃げているイメージが付くと思うけれど、嫌いな仕事や不得意な仕事を任せるのは立場や状況によっては決して悪い事ではないと思っている。そして、嫌な仕事だけでなくお気に入りの仕事についても任せている事を付け添えておきたい。私は私を含めて皆が好きな仕事だけが出来るシステムをつくれたらと思うが...。(11/25)
- 明日は、おおよそ3週間ぶりの休暇となる私。この貴重な一日をどのように過ごすべきなのだろう?休みなのに緊張する。そして、明後日から1ヶ月間、余程の事がない限り休みなく出社する事が決定していると思うとぞっとする。しかし、5月から7月にかけては72日間の連続勤務だった私にとって1ヶ月なんて半分もない訳だし何とかなるだろう。それを過ぎると正月休みで4連休が待っているが素直に喜べない。この休みを魔の72日間の合間に2日分あったならと思う。ゴールデンウィークの分もどこかに分散して欲しい。申し遅れたが弊社は祝祭日だけが休みであり、営業日の全てを出勤している私の勝手ではあるが祝祭日の分散を求めている。あらためてカレンダーを見ながら数えてみると、2018年は来月まで予測を含めて年間で18日間だけの休暇となり、残り347日は出勤という事になる。こんな生活が1年半程続き、私がわかったのは、個人差があるので皆に当てはめる事は出来ないが、人は最低でも3週間に1日は休まなければ心身に異常をきたすという事。完全月休2日であれば、私は十分元気にやっていけると思う。(11/22)
- 命を守る為には一定の犠牲を払わねばならない時がある。例えば、命と引き換えに手術をして大切な臓器を切り取る事もそうだし、トカゲにおいては尻尾を切って逃げる。死んでしまうくらいなら、痛い思いをしたり、今後の生活に支障があっても仕方ないという苦渋の選択をしなければならない。こういう事は決して珍しくはなく、明日は我が身かもしれない。命に関わらなくても、命がけで経営しているという意味では経営判断が苦渋の選択になる事は多い。その中でも人事に関わる事は社員の生活や自信等に影響を及ぼす為、出来る事なら皆を良い目にあわせたいと思う。これまでの私は、イヤ今もかもしれないが、どんな人にも良いところがあるし得意な事があるはずという考えを持ち、会社にとって明らかに不利益な社員であっても、解雇や減給などの処分をする事は無かった。今、以前と異なるのは、私が鬼となり社員へ注意を与えて社員の改善と成長をさせようとしている事。そして、その役目を中核社員にも求めている。かつて、元総理大臣の小泉純一郎さんは自民党をぶっ壊すと言った。ようやく、わかった事は会社も社員も一定量を切り取らなければ腐っていくという事を!(11/18)
- 私は週80時間おおよそ月1回の休みで働くキリギリスである。イソップ童話では賞賛されるが経営本では無能な経営者のサンプルにピッタリである。恥ずかしい!経営者としては道半ばであり、有能な経営者になる為に現在改造中である。私は保険相談員としては滅多にいないセンスを持っていると自負している。そして、保険相談員を育成するコーチとしても...。独自の保険に対する世界観を持ち、それに共感いただけるスタッフや顧客と共に歩んできた。人に任せるという事はずーっと前からのテーマであり、弊社の要とも言える保険相談業務もある程度任せてきた。しかし、これは、ほけん工房の品質を引き下げる事になった。経営に没頭する為には保険相談員としての業務を行う訳にはいかないと思い勇気を出して任せたのだが…。その結果、私は保険相談員として任せるスタッフを一部に限定し、一定レベルに達するまでは、保険相談業務を禁じている。保険相談員に極力不負荷をかけずに、その力を発揮してもらう対策をうつ人員配備とした。私自身も保険相談員としての役目を果たす一人だが申込み手続き等を行う事はほとんど無い。更なる対策とは...。(11/15)
- 最近、身内の告別式が続いている。式場には手作り感溢れる生前の写真がボードに貼られていたり記念の品が置いてあったり...。その中にその故人の取節(トリセツ)というものが壁に貼ってあった。①よく喋る!お話大好き...ピーチクパーチク鳥の様に喋る。②とーってもキレイ好き...いつ行ってもお家はキレイ。③シャイガール・ツンデレ・なによりかわいいばあちゃんです。④孫大好き!子供大好き!家族大好き!⑤皆から愛されてます。…というもの。そういえば西野カナさんの曲にもそんなのあったな!何が好きで何が嫌いなのか、どうして欲しいのかして欲しくないのかが説明してある。私も自分の取説を作ろうかなと思ったが、それを欲しい人なんてほとんどいないだろう。何故ならば、私に媚びる必要がないし喜ばせる必要もないからである。しかし、私はこれから私の好き嫌いを社内外に伝えていく。それをする事により失ったり壊れたりし、それでも、残った人こそがこれからの私の大切な仲間になるはずだ。一部を公開すると、私は距離感を重視する人であり、相手から一線を引かれる事を嫌う。一線を引くという意味は広く深いが...。(11/11)
- 社長歴17年の私が考える現段階での結論は、経営者はワガママであるべきという事。ワンマン社長って悪くないのかもしれないし社長の好き嫌いによって判断されるくらいの方が丁度良いのではないだろうか?確信しているのは社長が社員のワガママを許してはいけないという事。私はこれまでずーっと社員から嫌われない様にとか会社を辞めたいと思われない様に気を使ってきたが、それが結局裏目に出たと思っている。私から社員を解雇した事は一度も無いし、問題を起こした社員にですら優しかった。そして、社長は会社を守り育てるべきだが壊す事も大切だという結論。会社を守り成長させる為には、社員全員が会社のファンである事は絶対条件であり、それは能力よりも優先される。会社を嫌いだったり興味がない社員を存在させてはいけない。そんな社員は新たな会社嫌いの社員をつくる。逆に会社のファンである社員は、新たなファンを作ろうとしてくれるだろう。その方が自然と顧客もファンになっていただける可能性が高い。ファンだらけの社員で構成する会社になる事によって、会社のコンセプトに共感する顧客が集まり、最終的には社員の給与が増えるという好循環になる。(11/8)
- 昨日、飲食店の行列に並んで酷い目にあった。なんと、40分待った上にお目当てのものをいざ注文したら品切というのだ。しかも、そのお店の看板メニュー…。並んでいる段階で品切である事がわかる様にしておいて欲しかった。結局、料理がテーブルに到着するまでに1時間20分…。ウッカリなのか?確信犯なのか?どちらにかけるとしたら確信犯だろう。行列に並んでいる時に店内を見ると8割が空席。それなのに、20分待っても一歩も進まない。店員さんが慌てている様にも見えない。その段階で帰るべきだったと後悔している。少しだけ最後までどうなるのか見てみたいという好奇心があったのだが予想を超えていた。私達はついつい行列が出来ている店を人気店と判断してしまうが本当にそうなのだろうか?実際に並んでみると店員さんが少ないか手際が悪いだけではないかと思う事が多い。もしかして、わざとそうして繁盛している様に見せかけているのか?無理にこの残念な出来事をポジティブに考えたとしたら、こうしてコラムのネタになった事くらいだろう。この出来事から言える事は、儲ける為には人を不幸にするのではなくハッピーにしなければならないと思う事。(11/4)
- 昨日の福岡天神ではコスプレをした人々で埋め尽くされていた。数年前からハロウィンイベントが全国各地で行われているらしく街は大騒ぎ。昔とは違う形でも良いから街が盛り上がっていて元気な人達が人前に出てきてくれる喜びを感じながら、私はコスプレの経験が無いので、その魅力がわからないけどやっている人はどんな気分なのだろうか?一度くらいは経験した方が良いのだろうか等と思い彼らの姿を横目に目的地へ急いだ。こんな事を思ってしまうのも、人口の減少、そして、高齢化により、街から人が消えていっている事は過去と比較すると明らかであり、特に佐世保市の様に電車は勿論の事、最終バスの時刻が早い地域では夜の街は寂れている。10年前、20年前という過去から現在を通って10年後、20年後への未来へ延長線を引いた時、明るい未来を想像が出来ない。この点では都会よりも田舎に住む人の方が感じているだろう。特に今は東京オリンピック需要もありこの変化に気付きにくいのではないだろうか?私は偶々調子が良い今こそ、見えにくいものに目を向けておきたいと思っている。(11/1)
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