社長のコラム(2016年4月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- 私はムードメーカーという存在に救われている。きっと、あなたも救われたひとりではないだろうか?その場にいるだけでその場の空気・雰囲気を好転させることができる力って素晴らしい。大なり小なり、広義での解釈をすれば誰もがムードメーカーなのかもしれないが、真のムードメーカーというその力を持つ人は希少である。こういう存在が重宝する訳は、多くの人が持つ元気エネルギーの貯えが少ないからではないかと思う。それぞれの人には個人差があるものの決まった量の元気エネルギーがあり、それを誰かに与えたり与えられたり、奪ったり奪われたりしているのではないかと思う。その際、誰かに与えたらその元気エネルギーが減少すると考えがちだが、そうとは限らない。与える際にどこからともなく与えられていたり、その時でなくても後から与えられる事もある。注意しなければならないのが、奪われるケースである。私の考えでは、奪うだけで与えない人が世の中には一定数存在する事を忘れてはいけない。結局は得か損かの世界かもしれないが、私は与える事にも与えられる事にも喜びを感じていたい。(4/27)
- 本日は私の誕生日。誕生日に相応しくないネガティブなコラムになりそうだが、年をとる事を恐れているという話とする。またひとつ余命が短くなったと思うと寂しく不安になるという誰でも思うような事。努力をしたら長生きできるのであれば前向きに行動するが、そういう訳ではなさそう。人体には、テロメアという寿命をはかるロウソクの火の様なものがあり、摂生をしたとしても120歳が限界だと言われているから...。人は生まれ持って死に近づいている。数年前に平均寿命の折り返し地点を越えてからは特に考えさせられる。今後、徐々に老体へとなり、体力や気力が失われていく。これまで出来ていたことができなくなるだろう。対策としては、そうなりにくい様に、今できる事をやる。「年の割りに若いね!」と言われるように見た目だけでも今までよりも若くいたいという表面上の事から、体力的な事、健康管理等...。これらは、あくまでも退化を遅らせるものである。私はまだまだ成長したいと思っているが、どんな新化を遂げるべきか模索中!まずは、命がある限り成長しつづける精神で前進していく事とする。(4/23)
- 私は、お客様から求められる企業づくりの重要性を承知している。まず、何を求められているのか思いつくままに書いてみた。そして、大きく3種類に分類。⑴【積極的に高めていく事】お客様のご意向の把握と推定・有益な情報提供・わかりやすく正確な説明・お客様に適した商品の品揃と案内・的確な判断とアイデア・転勤先での対応力・代理店の利益を求め過ぎない商品案内 ・連絡がとれやすい体制・管理体制・スタッフレベル向上・組織体制強化・事故時のアドバイス・アフターフォロー・チーム力… ⑵ 【消極的に考えている事】秘密…⑶【法規制に基づき絶対にしてはならない事】特別な利益の提供・虚偽による保険金請求の手伝い…。この様に書く事、特に⑵については、弊社にとって不利益な公表になるだろう。特にこの文章の中に記載する事は説明不足となり誤解を招くはずなので秘密としておいた。結局のところ、どんな企業であっても、全てのお客様のご希望に沿った企業づくりは出来ない。何かをすれば何かができないという条件の中で、私どもは真のサービスとは何かを模索し続けている。弊社の経営理念はその表現のひとつである。(4/21)
- 「疲れた!」という言葉が私の口癖になっている。最近では疲れている人という印象を持たれる様になってきた気がする。肉体労働をしている訳ではなく、デスクワーク中心で、私としてはそんなに疲れる様な事をしているとは思えないのだが...。あらためて「疲労」について調べてみたら「身体的疲労」「脳疲労」「精神的疲労」という3種類あるとの事。私を分析すると「脳疲労」から波及して「身体的疲労」や「先進的疲労」へとつながっているものと考えられる。脳疲労は神経の疲れでもあり、神経が疲れると思考力・注意力・集中力が弱まり、交感神経の働きにより内臓や筋肉が働き続けて身体的疲労につながっている。また、脳神経の疲れは悩みを溜め込み不安を解消できずにそれがストレスとなり「精神的疲労」へと発展する。あくまでも仮説にすぎないが、脳神経を疲労させない様にする事が私の課題なのだろう。物事を追及し考えて問題点を解決するというのが私らしさ。出来れば、その機能を残しつつ「不安」「悩み」というような悪影響を及ぼすものを減らしていくしかない事がわかる。さて、あなたの疲れは、この3種類の中で何が先行しているだろう?(4/16)
- 私は、保険業界以外をよく知らないが、それを知りたいと思う。また、それを商売にする事によって保険代理店手数料以外の売上も欲しい。この思いは10年以上も前から公表している。しかし、何をしたいのか未だにわからない。もしも、保険業界というものが無かったら、私は何をしていたのだろうか想像もつかない。この様な思いは私に限らず、きっと、あなたにだってあるのではないだろうか?私は保険マニアなのに保険業界に満足している訳ではない。この不満足を解消する為にも、ほけん工房があると言っても言い過ぎとは思えない。そういった意味では、弊社以外で保険業界の仕事をするくらいなら、ほけん工房で保険業界以外の仕事をしたい。私の中では、保険そのもののではなく、弊社を通じた保険だからこそ満足する。・・・という事は、弊社は保険とは限らず、それ以外の不満足な業界を満足に変えられるのではないか?・・・というよりも、不満足だからこそ、満足に変える必要があるのだ。今、心から思うのは、保険ショップの全てが弊社だったら、どんなに素晴らしい事だろうと...。不満足を満足させる事が私たちの使命なのかもしれない。(4/13)
- 本日は3/27のコラム「端(=他者)を楽にする」に、他者を楽にしようとしていても「苦」や「哀」を与えていることがある事を補足する。その一、あくまでも、私の主観によって好意的な言動と思っていても、実際にそれを受け止める他者にとっては「苦」「哀」であるかもしれないという事。例えば「苦言」であり、楽をさせるために苦を与えなければならない。特に、私どもの様なお客様の道しるべを行う専門職の場合、お客様の気分を楽にする事に重視しすぎる事によって、正しい方向に導くことを怠ってしまうと、その結果、お客様を楽にさせる事はできない。そのバランス配分がどの程度が理想なのか正確には言えないが、それでも言うとしたら8:2くらいでは専門職としての道しるべの役目を重視しておいたほうがいいのではないだろうか?弊社の経営理念にもその意味が込められている。その二、他者を楽にしようと精一杯の仕事をしたとしても、ミスをしてお客様にご迷惑をおかけした結果、「苦」「哀」を与えた事になる。ミスをして、もしも、許していただけたとしても、その経験を生かして他者を楽にさせたとしても、そのお客様には「苦」「哀」を与えた事に変わりない。(4/10)
- 最近、長崎ペンギン水族館に行ってきた。ここは、名前の通りほとんどがペンギンだらけという多分、他にないと思われる水族館。私はペンギンに興味があった訳ではなく、どちらかというと、ペンギンしかいないのにどうやって成り立っているのだろうという好奇心によって動かされた。実際に行って見て納得。一番の感想は、ペンギンの歩き方が可愛いらしい。私の中では、犬や猫など超える可愛らしさ。例えば、餌の時間になり、スタッフの方が餌の入ったバケツを持って移動する度に、ペンギン達はそれをぎこちない走りで追いかけている。この姿はちっちゃな子供たちが、先生に連れられて遠足でもしている感じ。そして、触ってみたくなるような真っ白な毛並みのお腹がとても美しい。この水族館では、こんな可愛らしくて美しいペンギン達の姿が演出されていた。こうして、私をまた行って見たいと思う気持ちにさせた事、それが、この水族館の価値だと思う。弊社の経営理念でも、あった方がいい企業になるという内容を盛り込んでいる。ペンギン水族館も私の目からはあったほうがいいものと写った。(4/7)
- 「もう逃げ場がない!」「どうしようもない!」と思った時、諦めが肝心なのか?それとも、最後まで諦めない強い気持ちが大切なのか?どちらが正解なのかは結果論に過ぎないのかもしれない。ここでのポイントはどちらを選択するにせよ「覚悟」を決める事である。一度、どちらかの選択をしてしまうと二度と元通りには戻せないから諦めないという覚悟のなさ、このまま続けてもし駄目だったらと思い諦めが早いのも覚悟のなさからきているのでは?「諦める」「諦めない」のどちらを選択するにしても「覚悟」の決断であるなら、それでいいのだと思う。私達は、究極の選択という場面に遭遇する。特に運命を決めるような一大決心が必要な時は決断することが怖い。その決断の結果、後々、苦労する事になったらと思うと決断のスイッチを押せない。決断の期限は待つことなくやってくる中で、覚悟するしかないのだ。私の場合、覚悟を決める際、それを「切腹」に置き換える。死を決断する覚悟に比べたら、私の覚悟なんて大したことはないと思うと肩の力が抜けていく。希望は覚悟がなければ叶えられない。(4/3)
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