トップページ >社長のコラム>社長のコラム2015年1月

社長のコラム2015年1月

週2回更新中。真面目に書いてます。是非、ご覧ください。

2015年1月

いよいよ、明日からは2月。2月中旬の大阪梅田ルームのオープンまで、あと半月。週明け水曜日からは、オープニングメンバーの研修、店舗内装工事が始まる。1月は、色々と決断する事が多く、優柔不断な私にとっては、必死だった。本当に、この決断でよかったのだろうかと不安にもなる。その反面、決断への満足感や、今後への期待感もある。過去1年を振返ると、福岡の改装、本社の移転、大阪の出店というペースでやってきた。今年中には、更に、名古屋への出店まで予定している。本社の移転については、おおよそ成功したと言えるが、弊社の今後を大きく左右するのが、大阪梅田ルームの成功にかかっている。そして、最も重要なのが人材である。大阪のオープニングメンバーに加えて、4月には新卒者の入社式が待っている。これから、数ヶ月、私は人材育成にはまる事になる。(1/31)

私は、大阪梅田の店舗準備にあわせて、全店共通のポスターを作成準備中である。インターネットで、ポスターの画像を検索してみると、文字少なめ、写真(絵)多め、キャッチコピーひとつで、グッとくる感じの洗練されたデザインには、メジャーな企業の匂いを感じさせられる。何事も模倣からスタートだと、写真の中心に、キャッチコピーを入れて作成した試作品するも、当たり障りが無く、人の心を動かす様な力は感じられず不採用。「そもそも、ポスターで誰の心を動かすの?」...私は気付いた!まずは、私、スタッフ、それから、お客様の心を動かすものを作成すべきだったのだ。ポスター一枚を見るだけで、スタッフ一人ひとりが方向を間違わず、自信を持って進んでいける様に、そして、お客様に対しては、ほけん工房に、何を依存して欲しいのかを、わかりやすくまとめる。勇気がいる事だが、依存して欲しくない事も書く必要があるだろう。(1/28)

インド人は、雑菌の多いガンジス川の水を飲んでもお腹を壊さないらしい。彼らは雑菌を避けるのではなく、免疫力を高めて立ち向かっているようで逞しい。理想は雑菌がない水を飲むことだが、それができないのであれば、自己防衛力を高めるしかない。水に限らず、人間関係においても同じことが言える。例えば、相手の気持ちを優先して考える人は、自己中心的な人に弱い。理想としては、誰もが自分よりも相手の気持ちになって考え、相互に思いやる事ができる関係だと思う。しかし、一部でも自己中心的な人が混じるならば、自分の事を優先してくれる人はいなくなる。まさに、囚人のジレンマである。悲しい事だが、人は誰もある程度、自己中心的でなければ、生きていけない。社会は無菌室ではないので、完全な清廉潔白にはなれない。それを妥協した上で、人を見る目を養えるならば、私たちは...。(1/24)

昔は排気量が大きい自動車に価値を感じていたものだが、今では、あのF1でさえも、たったの1600ccらしい。こうして、欧州車を始め、エンジンの小型化が行われている。自動車に限らず、携帯電話、ダイエット、断捨離等、性能を落とさない様に小型化する事、それが、ダウンサイジングだ!さて、保険の見直し相談では、安くして欲しいというご意向をいただく事が多く、保障内容を充実させた上で保険料負担を軽くしてこそ、ダウンサイジングの成功と言える!しかし、ご意向とは逆行して、保険料が高くなる事もある。例えば、現状の2倍の保険料を支払う事によって、保障内容が3倍になったり、10年、30年という長期スパンで考えたら、返戻金等により、実際に支払った保険料が半分になる等、解決方法はひとつでは無い。そして、弊社が全国展開中の店舗も、ダウンサイジングを考慮されている。(1/21)

悪循環に陥ることを防ぐ為に、今、何をすべきですべきでないか?...それを考える事が私の仕事の多くを占める。弊社や私の事に限らず、職業柄、お客様の相談内容自体も、主に負のスパイラル対策である。あまりにも考え込みすぎると、悩み始める事になり、それ自体が悪循環になるので注意が必要だ!結局は、世の中にある全て保険を使おうと、どんなに考えようと、リスクを恐れて何もしないにしても、完全なリスク対策なんてできない。かえって、恐れすぎてリスクを呼ぶこともある。保険商品が、経済的な損失を補填するに限らず、感情面のダメージを軽減させる役割を果たす事を知るものは、不安、恐怖を持ち過ぎる事によって逆行していく事に気付く。万一の際にも、前向きになれる程度の行き過ぎない対策を講じる事こそ「俺流」である。捨てる神あれば拾う神ありになれば、それでいい!(1/18)

私は、お客様から、これまでの自身の人生についてお話をお聞きする機会が多い。個人情報の問題等から、具体的な例を掲載する事は出来ないが、小説、テレビドラマ、映画等を超えているのではないかと思うくらい波乱万丈だったりもする。実際には、悲しみ苦しみ痛み等と戦っているのにも関わらず、全くそれを感じさせない程、明るく思いやりを持っている人には脱帽する。明るくしているだけでも十分なのに、思いやりがセットされている人の構造をよく理解出来ない。私の中では、妖怪人間ベムが言う「助けを必要とする人間を見過ごすことは出来ず、それを忘れてしまうと本当の妖怪になってしまう」というセリフが重なる。決して、他の人よりも余裕があるから、その余裕を分け与えているという様な思いやりではない。人や社会へのそういう関わり自体が、生きている証なのか?余命、あと2ヶ月と診断された人もそうだった!(1/14)

会社というのは、そもそも、正義の塊であり、社員はその正義に従うしかない。決して、社員の正義を優先出来ない。会社と社員の正義が相反する場合、社員は妥協するしかない。私自身、前職で、正義を妥協する事ができずに苦しみ退社した経験を持つ。理想の会社と社員の関係とは、それぞれの正義が一致する事である。会社の正義とは、経営理念という幹と付随する枝である。弊社であれば経営理念は「善い商品を創る」であり、お客様と商品の正しい出逢いを最優先しなければならない。その為に、弊社では社員に求めるものが他社とは大きく異なる。社員には売上ノルマ等営業成績中心の評価基準ではなく、協調性を高めてスタッフ間の情報共有ができる等、理念最優先の前例の無い会社である。社会の中にあった方がよい会社である為にも、搾取せずに、売上や利益を上げるという目的を達成しなければならない。(1/10)

ここ数年、私のお正月の過ごし方は、新店舗予定地を歩く事。昨年は大阪、その前は東京を歩き、予定通りに新店舗をオープン。今年は、名古屋を歩くべきだったが、九州の主要都市周りをする事に!さて、何の為に、全国主要都市を中心に7店舗前後の店舗展開をする必要があるのか?それは、単純に新天地での新規顧客獲得を目的とするだけでなく、既契約者様のアフターフォローという役割を果たす為でもある。人が管理できる店舗数は7店舗程度が限界であり、それを越えると店舗毎の品質が低下すると見ている。ポイントは、無闇に店舗数を増やす事なく、弊社が得意とする地域を中心に、全国の人口カバー率を上げる事。こうなると西日本を中心に札幌までに最大10店舗以下までとする。そして、私は全店舗を自らの足で探す。何故なら、地図上で点を打つだけでなく、その街の風を感じておきたいからである。(1/7)