社長のコラム(2016年12月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- この時期は、クリスマス、大晦日、お正月と連続する。特に今年は年末で国民的アイドルグループのSMAPが解散する。私はそのSMAPよりもちょっとだけ年上なだけでほぼ同世代ともあって彼らは私のものさしでもあった。彼らが元気に歌って踊っている姿を見ると、まだまだ、元気でカッコよく生きていける気持ちになれるのは私だけではないだろう。同世代の気持ちはわかりやすい。さて、私達の世代は団塊ジュニア世代(又は偽団塊ジュニア世代)と呼ばれている。年齢別人口グラフを見ると現20歳に対して約2倍程もいる事がわかる。そして、日本人の平均年齢は45歳らしい。まさに(偽)団塊ジュニア世代は日本人の中核を担っている。マーケティングするにも同世代を中心に行えば良いので考えやすいかもしれない。更に、これから商売する上で心配するのは若者の人口減少だけでなく、購買力と購買欲の低下である。金銭欲はあっても出世欲、労働意欲が低下しているので購買力が低下する事は当然。出生率を上げる事も大切だが、その解決には時間がかかり過ぎるので、勤労意欲を上昇させる事が先決。まずは、私から始めよう!(12/28)
- 今日ってクリスマスイブだったんだ!...本社前では今、コーラスグループの皆さんがクリスマスソングの合唱をしている。USEN放送ではクリスマスソングが流れ、仲良く街を歩いているカップルが多い様な...。そんな光景を見ながら、あの頃に戻りたいという気持ちになる中年は私だけではないだろう。子供の頃はサンタさんからのプレゼントを楽しみにして、成長とともにちょっと大人になり色気づいたクリスマスを求めた。今はクリスマスだからと言っても何もない。以前だったら、ラブストーリー的なテレビドラマを見ると自分に置き換えて成りきっていたが、今は他人事...。何だか、一線を退いた様な...。まだまだ、若い人達と混ざって元気なつもりでいるけど、実際は老いていく自分自身に気付くこんなタイミングがある。今こそ、老けていくかどうかのターニングポイントではないだろうか?私は、老けない為には、何よりも自分の為に生きる事であると思う。我が子、親の為等を含めて自分以外の誰かを中心とした生き方は一見良さそうに見えるが、自分自身を大切に出来なくなるという問題点がある。自分の事を一番に考えてくれるのは誰よりも自分なのだから!(12/24)
- 「年内までに...!」という言葉で済ませるとまだまだ時間がありそうだが、今年も残すところ10日しかない。一般的に、この時期は年賀状を書いたり、大掃除をしたりと大忙し!それに加えて解決しなければならない事が無数にあって体がいくつあっても足りない。年内の実働時間内だけでは無理がある。こんな悩みは毎年の事なので、今年も11月上旬には、それを意識して手を打っておいたおかげで、ある程度は楽になっている。しかし、今の私は週休0日で余裕がなく、これ以上に時間を使えない。時間もないけど、それ以上に集中力が続かない。特にデスクで考えなければならない仕事は眠さとの戦いとなり前に進まない為、一日の中でも希少な元気時間を使って一気にやってしまうしかない。調子が良い時にまだまだ時間があると思って手を抜くと後で苦労する。一日、一月、一年、そして、人生というスパンで考えても同じ様な事が言える。人生の諸先輩の方々から笑われるかもしれないが、最近、実感する事がある。元気時間は限られているものだなぁ~!(12/22)
- 今日も食欲を満たしたらすぐ睡魔と戦う事になった。これはいつもの事だ!折角、出社したのにも関わらず、どんなに努力をしても、眠たくて前に進まなかった。私はこの一日を使って、食欲と睡眠欲だけの為に時間を使ったのか?そんな訳はない。あらてめて、欲求について調べてみたら欲求と一言で言ってもその種類は生理的・本能的な欲求~心理・社会的な欲求まで色々ある事がわかった。これらの豊富な欲求の種類の全てが満たされている人なんていないだろう。もしも、そうでないという人がいるとしたら気付いていないだけの事。きっと皆、欲求を誤魔化していたり我慢したりしているのだろうから...。私もそのひとり。自分の事も他人の事も誰が何の欲求を満足し不満足なのか解りやすい様で解らない。私達には欲求不満の解消が大切。ひとりで欲求を満たせるものもあれば、人の力を借りなければ満たせないものもある。人と人は欲求を満たす関係であるべきで一方的でなく相互の関係が必要という事に行き着いた。そして、私達は無意識に誰かの欲求を満たし満たされているかもしれないから人を大切にしなければならない。(12/18)
- 11/9のコラムでは「足し算→引き算→掛け算→割り算」について述べている。それを計算式で表すと(A+B-C)×D÷E=...。私は割り算までを計算式に入れるべきか迷った。割り算の説明は解りにくく、割り算で終わってしまうことはハッピーエンドではないからだ。足し算と掛け算にはポジティブ、引き算と割り算にはネガティブな印象がある。限りがある事を知った時、選択と集中という引き算を行う。それを断捨離ともいう。更にその厳選したものにレバレッジを掛ける事で増大する。レバレッジの掛け方としては、自分の力だけではなく人の力を借りる事で拡散していく。これを人は成功と呼ぶのだろう。わかりにくいのは割り算。折角、完成したものを分割したりぶっ壊したり薄めたりギアを落としたりする。掛け算を早送りとしたら、割り算はスロー再生だったり巻き戻し。レバレッジを掛ける事によって起きた問題点を解決して地を固める。割り算どころか掛け算や引き算をしないのもいいのかもしれないが、私は割り算の後にしか解らない次の公式を見てみたい。割り算は終わりではなくスタートの前兆である。※伝わりにくい文章になって申し訳ない。(12/15)
- 「人材で決まる経営」...。そう言ってもいい程に人材が重要視される。私もその通りだと思う。人材不足は今、人手不足を含めて社会的問題である。ここで今一度、人材不足と人手不足の違いを整理したい。人材不足は会社側にとって有能な人が不足する事であり、人手不足は労働力不足の事である。単なる有能な人というだけでは満足せず会社側にとって有能である事が条件だ。それがどのような人を指すのかというのは各社によって異なるので、同一人物であっても有能であるとは限らない。しかも、同一業種の経験者で有能な人だったとしても、会社次第では有能とは限らない。その逆も同様。そういう訳で、双方の相性によって決まる。こんな事を考える事になったのは、私はこの数年、人材について悩み続けていたからだ。振り返れば、2013年には「ブラック企業」が流行語に選ばれ、倍返しでお馴染みのテレビドラマ「半沢直樹」が放映されている頃からだった様な...。その後の私は、反省と改善を繰り返してきた。しかし、その多くは私が我慢する事となり、それなのにも関わらず更に悪化!私はある事に気付いた!今が幸せ!12/4のコラムを参照して欲しい。(12/10)
- この夏のオリンピックで日本リレーチームが銀メダルを獲得した事は有名な話。リレーバトンの受渡が他国のチームよりもスムーズだった事が勝因だったと言われている。技ありの日本陸上短距離界の快挙だった。この感動のバトンパスから学ぶ事は人それぞれにあるだろう。私の場合には、すぐに、ビジネスに置き換えてしまう。仕事を依頼した相手からのレスポンスがないケース、約束の期限までに仕事が出来ていないケース、指示を無視されたり異なる仕事をされてしまうケース等...。これはバトンを落とすどころか、前の走者が走ってきたのにバトンを受取る気もなくボーっと立っているのと同じだ。更には、前の走者がバトンを少しでも早く渡す為に、全力疾走し大きな声で次の走者に声をかけたにも関わらず、反応しないという話は聞いた事もないだろう。こんなレベルのバトンパスが、ビジネスの世界ではよくある事だ。その最低のバトンパスを自覚をしていないだけでやった事があるのかもしれないが、私は圧倒的に前の走者側で気を揉んでいる事が多い。ビジネスパートナーには何よりもバトンパスを重視してもらいたい。(12/7)
- 暖まった布団から出たくない朝、セットされた目覚まし時計が鳴り響くものの布団の中に潜り込み起きるまでに時間がかかる。まだまだ眠っていたい!布団から出る瞬間について極端な言い方をすると天国から地獄に落ちる感じ。私は目が覚めると、恐る恐る時計を見る。まだまだ眠れると知った時の気持ちは言うまでもない。夏には感じない幸せと辛さを共に感じる冬の朝の話である。朝起きるという決断は、使命感・責任感によるものなのか?ルーチンなのか?会社や学校に行きたいと思っての事なのか?気持ちに鞭を打つことなく、これから向かえる時間に楽しみがある場合は寒さなんか大した問題ではなく目覚めがいい。私は思う。この朝の目覚めが大切である事を...。そうする為のポイントは至ってシンプルであり、これから向かえる時間にワクワク感がある事。そうは言っても毎日の様にワクワクするのは難しい。私は実感する。今日会う人が誰なのかという事がその多くを占めている事を...。私は今、週1日の休みもなく出社していて疲れてはいるもののスタッフに会う事で癒されている部分もある。これまでにはその人によって出社したくなくなった経験もある。今が幸せ!(12/4)
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