年末に相応しいコラムを書こう!...まずは、2006年から続けているコラムをチェック!見たところ、やはり、年末らしい事を書いている。昨年、2014年はチャンスの年と書いたが、目立ったチャンスがあった事を思い出せない。あるとすれば、福岡店舗の改装、佐世保本社の移転、大阪の店舗を見つけた事、交友関係が広がり深まった事、気付き、人との出会いがあった事等であろうか?こうしてみると、チャンスの年だったのかもしれない。2015年もチャンスの年は続くと見ている。特に、2013年から2014年にかけて「人材」に関する事では主にいくつかの失敗から大きな気づきがあった。私は失敗から逃げるのではなく、経験を生かして、次へ繋げようと決め、2015年には、既に3名の新入社員採用を決定していて、春までに5名程の採用が見込まれる。2015年は勝負の年で「人材」がキーワードであるに違いない。(12/31)
来店型保険ショップでは、自動車保険や火災保険よりも、生命保険を目的としたご相談の方が多い。需要の問題なのか、保険の取扱者の多くは生命保険だけを得意とする!私は20年以上前に損害保険会社に入社して、損害保険、数年後に生命保険、投資信託や株式などの金融商品という順に、勉強しながら取扱ってきた。私は持論として、生命保険の相談を受けるものは、ひとりで3つの脳を兼ね揃えるべきであると思っている。3つの脳とは、私が命名した生保脳、損保脳、投資脳の事であり、通常、3つの脳を持とうとすると頭の中が混乱する。だからだろうか?3つの脳を持つ人は希少である。生命保険相談で、損保脳と投資脳を併せ持つ人は、複数の視点から問題解決をする為に、生保脳オンリーの方が出した選択を不正解として、別の解決策を見つける。弊社では3つの脳を使った保険相談を行っている。(12/27)
投資の世界では「卵を一つのカゴに盛るな!」という格言が使われる。卵を全滅させない為にリスク分散すると良い。優柔不断な私にとっては「迷った時こそ分散」で解決させる時に使う格言でもある。しかし、分散は「全滅」という最悪の事態を防止出来る反面、損失の確率を増やすという面で万能ではない。一部に問題が発生することによって致命傷を負うケースでは分散は不向き。ウイルスを想像するとわかりやすい。一人を信じる事をリスクだと考えて、複数人をチームとした結果、その内の一人二人が悪意を持つ場合、善意のあるメンバーに悪影響を与えて大切な善意を全滅させてしまう危険性がある。一歩間違えると「分散」は「全滅」という結果に!分散か集中か?奥が深い...。一人に集中すべきか?複数人に分散すべきか?ひとつのチームに集中するべきか?それぞれを単独行動とすべきか?(12/24)
「臭いにおいは元から絶たなきゃダメ!」とは言っても、その「元」というのが何なのかわからない。まさかと思うが、部屋の空気をよくしようと柑橘系の芳香剤を置いたが、それが原因だったり...。「鶏が先か、卵が先か」という因果性のジレンマは、平たく言えば「ニワトリとタマゴのどちらが先にできたのか」という問題である。ウィキペディアには、その様に説明されている。私は、問題発生の原因究明をする上で、こういうジレンマによって迷いが生じる。過去を振り返り、どの時点のどの部分から、間違っていたのかを探求してみるが、問題の根源が、わからなくなるのである。特に「人」が関係すると、厄介である。通常、人同士はお互いに影響を与える為に、人の良し悪しは、その人自身そのものなのか、周辺に取り巻く人による影響によるものなのかわかりにくい。(12/20)
「何故、この商品を購入したのですか?」という質問に対して、「商品性を気に入ったから」という回答が理想であろう。しかし、理解しにくい商品性の場合は、相談する相手を選択する事、商品自体に興味が薄い場合には、「安かったから」「付加サービスを気に入った」等を重視する。まさに保険商品こそが、一般的に興味が薄く理解しにくい商品性に位置付けられる。私は、あきらめず、お客様に、価格、サービスも含めて、商品性を理解して頂ける様に説明し、お客様自身に万一の際等、色々なケースで、その保険商品がどう役立つのかをイメージ出来る様にする。どうしても、全てを理解していただく事は不可能なので、当社と私に対して、専門家として任せる事ができるかを判断していただいている。私の「人となり」は、お客様からいただいた時間のほとんどを問題解決に使う事で解っていただけていると信じている。(12/17)
最近、夜空を見上げる事が多い私...。決して、星座に興味を持っている訳ではない。その証拠に、星座には88種類もあるらしいが、オリオン座しかわからない程度に無知。こんな私が夜空を見上げる様になったきっかけは、深夜2時頃、何気なく夜空に目を向けた際、東から西へ、少しづつ移動する星を見つけたのだ。「これって星?それとも、未確認飛行物体?UFO?」なんて思いながら、しばらくの間、目で追った。それから数日後にも、同じ様な光景...「何かが起きている!」なんて、私の中では、映画「未知との遭遇」の曲が鳴り響いた。結局、これは、国際線の飛行機だったというオチなのだが...。深夜2時に国内線が飛んでいない事を知る私が、最初から飛行機を除外していただけであった。今、考えると恥しい話だが、この様に、消去法が問題解決の邪魔になる事はよくある話である。(12/13)
明日は大阪出張!新店舗(大阪梅田ルーム)2月OPENに向けて、オープニングスタッフの面接官として役目を果たす。明日一日と、明後日の朝一番にかけて、面接に全力投球する。弊社は、有名企業ではないので、ご応募いただけた方に、既に、ご理解いただけている部分は少ないだろうと思うので、私がその方を知る事だけでなく、弊社を知っていただく為の広報活動も大事である。主に、好きになって欲しい事が2点ある。ひとつは、保険そのものと保険ショップでの勤務、もうひとつは、弊社自体である。私も、その方を好きになりたい!だからこそ、減点法ではなく、加点法で、いい時間を過ごしたい。既に、ご送付いただいた履歴書には、早速、目を通し、明日、お会いしてお話できる事を、楽しみにしている。(12/10)
出力を制御する事によって、機械の破損を防ぐ役目を果たす「リミッター」...。この装置は、機械だけでなく、私たち人間にも付いている。それは、「痛い」「苦しい」「不安」「恐怖」等によって、行動にストップをかけてくれる。例えば、虫歯は、神経を抜いてしまうと痛くない為、気付かずに致命傷を負いかねない。この様に、人は神経というセンサーによって守られている。そして、人は想像力によって守られている。高い所に登ると、下に落ちてしまうのではないかという不安が過ることによって、未然防止される。ただし、過剰反応すると高所恐怖症となる。「出来ない!」「無理だ!」という様に、すぐに、限界線を引こうとする事も、高所恐怖症と類似している。こうして、人間のリミッターは、「無理は禁物」と自分を過保護にするので要注意!(12/7)
「こともあろうに、このタイミングで!?」と言いたくなる様に、問題は同時発生する。そして、「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざを思い出すと、関連性が無いとは言いきれない。もしそうでであれば、問題解決策も、同時解決すべきだろう。ひとつひとつの問題点は、中途半端な解決のまま、他の問題に取りかかり、全ての問題を、完全には解決しないまま、それぞれを照らし合わせると、共通の解決策が見えてくる事がある。この方法による解決策の完成度は高い。ルービックキューブの解き方に例えると、一面だけを完成させても、次に、他の面に取りかかると、結局は、崩さなければならないので、全体を同時解決させる手法をとるべし。問題が同時発生した事に対しては、動揺するだろうが、だからこそ、真の解決ができるのだ。あえて、問題を同時発生させる為に、頭の中を散かすというのもありだと思う。(12/3)