『今回のコラムで(年内)最後となる』...このように考えると寂しくなり、同時に、この瞬間がとても大事に思えてくる。外では消防車が火の用心の音を鳴らしながゆっくりと走り、テレビを付けると紅白歌合戦をはじめ、各局、一年の締めくくりらしい番組をやっている。毎年、私は年明けの瞬間に眠ってしまうような事にならぬよう頑張っている。今年は、どこでどんなポーズをとりながら年明けの瞬間をむかえるだろう。流星が消えるまでに願い事を言うと叶うと言われているのと同じ様に、私は、この瞬間に何かを願っているのかもしれない。貴方の年明けの瞬間はいかがですか? (12/30)
今年も残すところ一週間を切り、例年と変わらず「やり残した!」という気持ちになっている。そして、長期の休みは、嬉しさよりも、会社経営を考えると不安の方が先にくる。ついでにもう一つある...それは、週4日、欠かさずに通い続けているジムにあまり行けない事。汗を流さずにいられない症候群とでも言えよう私にとってはストレスなんだ。もしも、私が連休をテーマにした曲を作るとしたら、きっと、ト短調の曲が出来るだろう。しかし、そんな私も連休が開ける頃には「まだ休みたい!」と思ってたりするんだ。要は「このままじゃ駄目だ!」という気持ちと現状を維持しようという気持ちの格闘なんだ。 (12/26)
「悩み続けるくらいなら考えすぎずに行動を起こす方がいい。」...これは、私が今まで生きてきた過程を振り返り言える事。経験が、私に向かってそのように語りかけてくる。頭の中だけで考えるには限界があって行動が伴わないと、その思案は腐敗していく。もちろん、頭を使わずに行動を起こせばいいというものではない。行動と思案のバランス感覚が大事。私の場合は、考えすぎて時が過ぎてしまい後で後悔する事も、その反対に、考える事を怠慢し行動した結果、残念な結果となった経験もある。あくまでも「悩み続けるくらいなら...」という条件では行動を起こす事でしか見えてこない何かがある事を知ろう。(12/22)
そういえば最近「五段変速自転車」って見ないよな!...きっと知らない若者たちの為に解説しよう。それは、私の知る限り、カラーはブラックで、股のちょっと前あたりに大きな変速レバー、ライトは二つ横長のものがついています。私の愛車もこれでした。変速レバーを動かす度にカチッカチッという感触が気持ちよくて、夜になると、二つのカッコいいライトを光らせて走れるのです。登り坂では5速は無理、1速に切り替えなきゃ。加速してくると、1速ではペダルを何度もこがないといけなくなるので5速にチェンジ。この変速レバーの感覚は、今の私を支えてくれている。 (12/19)
「一日が何と無く過ぎて行く」こんな事感じてませんか?...昨日より今日、今日より明日というように、前進出来てるといいが、長く続ける程、簡単ではなくなる。一歩づつしか前に進めない場合、最初は0が1、要するに無が有となり、次に、1が2というように2倍、今100の方は101となりその成長は1%に過ぎず成長した気がしない。しかも、分母の100が退化しないとは限らない。このように、一歩ずつしか進まない単利的な発想では、滅亡の道をたどることになりかねない。考えを変えて、加速度的な成長が出来るとすれば、ずっと成長を感じとる事が出来る。問題は、このあたりでいいと思う気持ち。 (12/15)
「ぶれない軸」を持とう!...これ良い事?・悪い事?...悪く言えば傾聴力が無い方にとっては、人の意見を取り入れないという防波堤をつくってしまう事にもなりかねない。この言葉は、人の意見に振り回されたり、傷付きやすかったりするような自尊心が低い人に対しては有効である事に間違いなかろう。目を閉じてみよう!耳をふさいでみよう!腹筋と腕に力を入れてみよう。もちろん、声も出さないし、息するのも無駄にしない。どう?「精神統一」できた気がしない?精神が落ち着きひとつの事に集中してこない?...これ、あなたの変身のポーズにしてみない?心の騒つきが問題なんだ。(12/12)
なるほどね!...五感のうち、三つ以上使わなくちゃ眠たくなるって!確かにそうだ。今日、生命保険の約款を見てた時なんかすごい睡魔に襲われてた。テレビ番組を見てる時は耳と目を使うので、読書やラジオ番組を聴いているよりも眠たくない。視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚、このうち、どの組み合わせが眠気防止にいいのか?私の場合は、組み合わせこそは、わからないが、食べてる時は、眠たいとは思わない。それに対して、目を駆使している時、または、話を聞いている時に眠たくなる。よくは解らないが、きっと、目や耳を使っている方が多いからなのだろう。今も、目がヒリヒリしてる。(12/8)
「こんなこと出来ない!」と言う前にやるべき事を忘れている。それは、創意工夫だ。創意工夫とは、今までだれも思いつかなかったことを考え出し、それを行うためのよい方策をあれこれ考えること。今まで一時間かかってた事が一分で出来たり、十人でやってたことが一人でやれたりするのも、誰かが、創意工夫したからだ。「昔々、あるところに...」という日本昔話は、たったの数年前の話になりそうなくらいに、加速度的に変化する時代の流れは止まる事を知らない。こんな時代には、今日も昨日と同じ事をやってたのでは、手におえなくなるに違いない。その第一歩、体、頭、心のどれを動かそうか?(12/5)
ありがとうございます...今日も昨日も沢山のお客様にご来店いただきました。こんな時には、特に思い出す。十数年前、飛び込み訪問営業のスペシャリストとも呼ばれる程、朝から晩まで、団地のドアノックをし続けた私。右手にはノックダコ、靴はボロボロ状態で、煙たがれながらも続けるしか道が無かった。一日中、努力しても、話を聞いてくれる人は数人程度、ご契約いただけるのは、たったの一人だった。二十歳台のほとんどは、こんな日々を過ごした。そして、四十歳台の私は、その頃の私に依存しているとも言える。心から感謝の気持ちを持つ事、それが、私の財産。(12/1)