昨日までの一泊二日、大阪に出張。この日「大阪心斎橋準備室」を設置してから初の出社だった。これから、数ヶ月をかけてアイデアを振り絞り、形づくる事になる。まずは、心斎橋を中心に、本町から道頓堀あたりを歩き、五感のアンテナで街を感じる事から始めた。その結果、この街に、ほけん工房は馴染むだろうと判断。私の頭の中にあるタイムマシンに乗って、未来へ行くと、そこには、当社の中核を担う大事な店舗があって、大阪の人から歓迎されている姿が...。思い起こすと、これまでの人生を振り返り、大阪の人とは限定しないものの関西の人とは、仲良くなる事が多いのだ。人との距離感が、私にあっている様な気がする。それが何なのかを、今後のマーケティング調査で解明していく。直感で感じたものは、後に、その理由がわかるものだ!(9/27)
私は、過去に数回、金縛りにあった事がある。金縛りとは、睡眠中、突然、耳鳴りがしたかと思うと、体を動かせなくなる状態の事。医学的には睡眠麻酔と言うらしい。意識があるにも関わらず、体が動かせない無抵抗な恐怖。冒頭に、その様な事を書いたのは、頭では理解するも不安によって行動を起こせなくなる私自身が、経営者として、その金縛り状態にあるのではないかと思うからだ。考えてばかりで、リスクを恐れて行動を起こせない様子は、まるで、金縛りにでもあっているかの様だ。まだ「下」があるという余力を持つ事で、その「下」になりたくないという気持ちとなる。こうなると、安定を求めて、現状維持させようとして、一歩踏み出せなくなる。今が「最低」の位置にあると思うべし。今日のコラムは、人の言葉を借りてしまったが、まさに、その通りだ!(9/26)
5年以上、週2回宿泊するホテルがある。ここは、私の第二の家とも言える存在。これだけ通うとフロントの方とも他人という気がしなくなる。しかし、この様な気持ちになる事はリスクだ!それは、すごく寂しい気持ちを味合うからだ。今日もそうだった!フロントのひとりが、「私、今日で退社します!」という事で、突然の別れ...。しかも、そのホテルの中で、最も長い期間勤められていた方で5年以上お世話になった方だったので衝撃だった。週2回、一言挨拶を交わす程度ではあったが、朝から、元気をいただいてたのだと、あらためて感じた。弊社のスタッフにも、退職者はいるが、弊社にてご契約いただいているお客様も、同じように思っていただいているのかもしれない。その距離感は人それぞれだろうが、きっと、私からあなたの側を離れることはないだろう。(9/20)
人が行動を起こす根源とは、欲求を満たす為なのだろう。少なくとも、私たち人間は、三大欲求、五大欲求に限らず、人それぞれ偏りがあるものの數十種類の欲求を満たそうとする。きっと、正常であれば、どんなに満たされている人でも、欲求はあるだろう。そうでなければ、無気力になるだろうから...。健全なのは、少々、フラストレーション(欲求不満)状態という事になるだろう。そして、成功のポイントは、欲求に支配されるか、管理するかの違いにあるのだ。大学受験を例にとると、合格する為には、他の欲求を管理する必要がある。入学した後に、勉強しなくなる人は、他の欲求が次の目標を超えてしまったのかな?まあ、それはそれでいい!長期間に亘り、欲求を管理し続ける事によって副作用があるかもしれないし...。ひとやすみして、また、がんばろう!(9/17)
「大人になっても、おもちゃを手に入れた子供の頃の気持ちを大事にしたい!」...年齢を重ねるうちに、並大抵のものでは感動しなくなる。それが、大人になるという事なのだろうか?美味しいものを食べたにしても、ついつい「以前食べた○○の様だ!」というように、これまでの経験にあてはめようとするのだ。人物を見るにしても、容姿、性格等を経験則によってカテゴリー分けしてしまう。「○○に似てる~」というのも...。これまでの、経験の内側にあるものとの思われたいのだろうか?初体験と思われる事が恥ずかしいのか、浮かれている自分を見られたくないのか、センスを疑われたくないのか...それとも、妬まれたくないのか?よく言うと、周囲の人の気持ちになって考えてしまうからなのだろうが、気にせず、喜ぶことが、明日の自分を前進させるのかもしれない。(9/13)
「無能だから出来ない!」なんて、暗示は不要である。決して、あなたは無能では無い。脳が疲れていたり、ぼーっと考え事をしていたり、やる事が多く、整理整頓が出来ずに、頭の中が散らかっていたり、解決に時間がかかる事に長い時間頭を使っていたり等、一言で言うと、集中力が欠けているのである。そうであれば、有能になろうというのではなく、脳環境を整える事である。最近、忘れかけていた私流の解決方法を一部披露しよう。それは、断捨離する事。室内の整理整頓からスタートして、パソコンデータの整理整頓、そして、頭の中に潜む考えを一枚のシートに図式化して書き、それを、アウトプット(周囲の人に話してみる等)する。一旦、まとめた後に、再度、散らかして、新情報を追加して、あらためて、断捨離という様に繰り返すのだ。(9/10)
高速バス2時間の旅は、今、始まったばかり。狭苦しく内蔵や腰を確実に痛めつける嫌な揺れをするバスでの移動は苦痛である。只今、21時半、薄暗いバスの中では、読書をする事も出来ず、当然、電話をする事も、歌う事も、スポーツをする事も許されない。選択の自由がなく、今日も、いつも通り、バスに乗って、すぐにコラムを書き始める。これまで書き続けたコラムのほとんどは、週2回、こうして、移動時間に書いたものである。これはこれで、良かったのかもしれないが、一日を振り返ると、社内と車内で、パソコンやタブレット端末とにらめっこは心身ともに良くない。今、私が欲しいのは、とびっきりのアイデア!現場を離れる事が出来ない不自由な私には、余裕が無く、発想の転換からは程遠い。思いきってみようかな?(9/6)
「人生の勝者はチキンレースの勝負師だよ!」なんて、冒頭から、悟りの境地的発言...。あくまでも、チキンレースの勝者ではなく勝負師である。ここで言う勝負師とは、勝負相手を選び、時には、負けを認めて、次回以降のレースに備えて、タイミングを掴み取る。チキンレースでは、運良く、相手が自分よりも臆病だった為に、勝者となったのであり、一歩間違えたら、お互いに、THE ENDである。勇敢すぎる事によって、致命傷を負う可能性が高くなる...。「ちょっと、待った!」こんな事を考えすぎたから、大きな成功をする事もなく、細々とやってきたのではないか?臆病な自分が、勇敢な自分を抑えた結果、今現在の自分がいる。これまでの人生を振り返りながら思う事は、過去に戻れるならば、もっと、勇敢な自分としてやり直すという事だ。(9/3)