社長のコラム(2017年8月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- 保険ショップのスタンダードなイメージは店頭にパンフレットが並んでいたり、ぬいぐるみが置いてあったり、ポスターが貼ってあったりする。しかも、自社のものではなくそのほとんどは保険会社のもの。その方が一目瞭然であり保険ショップらしく集客力もアップするだろう。しかし、弊社では店頭どころか室内の目に触れるところに保険会社のパンフレットやぬいぐるみやポスターなどを置いてない。これは、2000年にオープンして以来、ずーっと守り続けている拘りのひとつである。商売する為に必要な集客力を弱めてまで拘る訳はいくつかある。その一つとしては、お客様と保険商品の縁を正しく結ばせる為である。そうする事でパンフレットの演出がわかりやすかったり好きな芸能人やキャラクターが使われている保険会社やその商品をお客様が選択されにくくなる。そして、私自身がお客様の立場だったとして相談したい保険ショップであるかどうかである。そこで仕事をする私自身とご相談頂くお客様を客観視した場合に、かっこいいかどうかもという点も考えた。私どもは、音、空気などを含めて落ち着いて相談出来る環境を大切にしている!(8/30)
- 子供に勉強をさせようと思っても、そう簡単にはいかない。大人になって苦労するから今の内に勉強するようにと言っても通用しない。私が子供の頃も同じだった。大人にはわかっても子供にはわからない。勉強する事が大切だと考えさせる経験があるかどうかにもよるけれど、多くの大人はもっと勉強をしておいたほうが良かったと思っているから、未経験な子供が大人になって苦労しないで済む様に教えてあげている。私達は、勉強に限らず、スポーツ、遊び、友達関係など、何かしら後悔している。その経験を子供達に託して自分自身にはあまり活かさない傾向にある。出現していない未来よりも過去から現在までの経験に基づく方が確実で、あまり考えなくてよいので楽!これは自分や自分以外の過去の経験や知識から正解を探すという作業を行っているに過ぎない。スピードが早い今、これから起こる未来の予測がつなかい中では、過去という地図もコンパスも頼りない。経験がかえって邪魔になるとしたら、占いや神仏やその道に悟り開いた人の示す道を歩くしかないのかもしれない。保険選びとしては、悟りを開いた人とは私だと信じている。(8/26)
- ほけん工房は他の保険ショップ等と何が違うのだろう?どんな魅力があるのだろう?私はその違いをわかっているけど、それを人に伝えることは非常に難しい。以前は一生懸命伝えようと努力していたが今の私はすぐに諦める。最近の私はあまり真意を伝えようとせずに、誰にでも理解していただけそうな簡単な話で済ませてしまう事が多くなってきた。顧客にわかりやすいサービスとは保険そのものの設計などよりも義理・人情・プレゼントやその他保険とは関係のない事であるがそこまでは私も堕落したくはないなんて低レベルな考え方に!...。実際には差別化が図れなくても売れない訳でないので、無理して当社の魅力を語らない方が効率がよい。しかし、他の保険ショップ等と同じような仕事をしていては差別化が図れない。たくさんある保険ショップ等の中のひとつとして程度にしか思われなくなってしまう。語らなくても仕事を見ていただく事で伝わったらいいが...。残念ながら手っ取り早く売上や利益を上げる為には伝わりにくい拘りを捨てて真意でなくても誰にでもわかるようにした方がよいのだ。ここまで書いたが、やっぱり、私は偽者になりたくない!(8/23)
- 数ヶ月前から私は意図的に現場に入り浸らない様にしたり、スタッフとの会話も最小限にしている。丁度よいきっかけがあったので、それを機会に凶と出るか吉と出るかわからないが勇気を出してそうしている。今は何をしているのかと言うと以前よりは社長室に引きこもっていて考え事をしたり、専務や秘書と経営会議をやっている事が多い。これまで現場で他のスタッフと一緒になってやってきたのに、その時間が随分と少なくなった。そうは言っても1週間の中で専務や秘書以外のスタッフへ研修したり等一緒にいる時間は少なくとも10時間以上はある。それ以外に接客の時間はムラがあるもののそれも少ない時には10時間もないが多いときは20時間以上はある。こうして会社経営を初めてから17年も経つのに経営者に成りきれていない私がいる。営業マンであった私は自然とそこに戻ろうとする。自分でやった方が早くて間違いないし、仕事をやった実感があるし...。こんな時に自分自身に問いかける。社長がすべき事を放棄して他の事をするつもりなのか?一見、現場を知る社長は良さそうだが、偏りが出てくる為に大局的な見地としては妨げになりやすい。変わらなければ!(8/19)
- 昨夜泊まったホテルのベット幅は180㎝。縦横どちらでも眠れる大きさ。ホテルではよくある事だが予約しているよりもワンランク上の部屋をサービスしてくれる事がある。おかげで一人ではもったいない贅沢が出来た。それなのに、折角のベットの端によって眠ってしまった。こんな時こそ真ん中で大の字になったら良かったのに...。おおよそ、いつもその時すべき事をしてなくて後からあの時にこうしたら良かったと思う。そういえば、先週は別のホテルで朝食をサービスしてくれた。8/9のコラムでプレゼントについて書いたきっかけはこれだった。プレゼントは必需品ではなく、ちょっと贅沢なものの方がインパクトがあるのかもしれない。贅沢は敵だとはまではいかないにしても、生活費を考えると無理したくない等と後の不安を考えてしまい自然とランクを下げてしまうもの。だから、一緒に買物に行くとしたら、選ぼうしているものよりもワンランク上のものをプレゼントする方がいい。割引サービス以上に、その人を引き上げるものに魅力を感じるのではないか?現状維持させるのではなく、ランクアップさせてあげる。(8/16)
- 表情豊かな人との方が仲良くなれる事が多い。表情は言葉以上の力を持っているのではないだろうか?私は米軍の街ともいえる佐世保に住んでいる事もありアメリカ人と接する事が多い。英語が話せなくても、アメリカ人の好意的に見える表情が好きだ。心が通じたような気がする。怒ったような表情や悲しそうな表情があったとしても、笑っているような表情や嬉しそうな表情や優しそうな表情がある人だったら許せる。表情が豊であれば何でもいいという訳でもない。相手の気持ちや場の空気に合わない表情をされると困る。顔の表情だけでなく体での表現や声なども含まれる。犬の場合は尻尾などの体の表現や鳴き方で人に気持ちを伝えてくれる。言葉も大切だが、表情やボディーランゲージや声のトーンなどの方はそれ以上なのだと思う。このコラムを書きながら自分自身の表情はどうだろうかと思い鏡の前に立って変顔を連発してみていたら少し楽しい気持ちになってきた。よくはわからないが気分が暗くなっている時におすすめかもしれない。私が一番好きな表情は好意的な微笑みかな?(8/13)
- プレゼントしたいけど問題なのは何にするのか?喜ばれないプレゼントをする事だけは絶対に避けたいという気持ちから、安全確実なのは何が欲しいのかを相手に事前確認しておくと間違いないが、最初からプレゼントされるものがわかっていたらサプライズ性に欠ける。サプライズを求めるならば相手にとって良い意味での想定外でなければならない。そんなものがあるなんて知らなかったがこれは良いというものを何でもない時にプレゼントされたら嬉しいはず。こういうプレゼントをする為には相手を知る尽くさなければ失敗する可能性が高くなる。失敗すると相手の趣味に合わないものだったり、タイミングを外したり、相手にとって重荷になるものだったりするというリスクを伴うので勇気が必要。レベル1=プレゼントして欲しい物を相手から指定される、レベル2=相手に確認する、レベル3=相手が欲しそうにしているものを日頃から見ておく、レベル4=相手が知る事もないけどその相手にあうものをプレゼントするという順に4に近づくにつれてハイリスクハイリターンになるし難しい。私は保険相談業務にも似たような面があり意識している。(8/9)
- 40℃を超えそうな暑い夏、世界では50℃を超えるような国もあるらしい。あまりもの暑さに部屋から出る勇気がいる。先日、エアコンについてコラムに書いたばかりだが、10日前に注文したエアコンが本日取り付けていただる事になった。この暑さだとエアコンを求めている人が多く取り付け業者の方も忙しくされているので、この程度は待たなければならない。やっと、今日から暑い夜から開放されるのかと思うと、少しだけ気分が楽になる。当たり前の事だが、需要と供給のバランスによって(ビジネスの世界に限らず)世の多くは成り立っている。どれも双方の欲求を満たす関係でなければならない。エアコンの場合は暑さから開放されたいという欲求解消ってところだろう。それに対して売り手は売上を上げたいと思うのでエアコンを売りまくる。ビジネスの世界ではこの様に物欲を満たす側と金銭欲を満たす側の関係で成り立っていたり...。物々交換はお互いに欲しい物を交換するという双方の物欲を満たすシステムであり、お互いに持ちつ持たれつの関係を保つ。人との関係は出来れば要求せずに自然とその関係が作られることを望んでいてる。そして、お互いの存在自体がその関係にありたい。(8/6)
- 追い詰められた作家が原稿用紙をクシャクシャに丸めて床に散乱している。テレビドラマ等でよくあるシーン。アイデアが浮かばなくなった時、いつも、このシーンが私の頭の中で映像化されている。私の職場での役目はアイデアや問題解決などに関わる事がほとんどなので、それが機能しないと焦ってくる。このコラムひとつにしても何を書くのかを決めきれずに苦痛になる日も多い。数多くの決断・発想など考えている間は傍目にはボーっとしている様にしか見えないし、私自身も充実感がなく何をしていたのかわからなくなる。私自身の問題点を探る為に、ひとまず、ネットで調べていくうちに脳内環境を整える必要性を感じた。更に、調べていくことで、腸内環境と脳内環境が関係性がある事を知り、取り組みやすい腸内環境を整える事から始めようと思わされた。それ以上に、脳内環境を良好にする為に妨げになっているものを、徹底的に排除していく事が先決。そして、排除して生まれた部分を良いもので埋め尽くす。脳内環境が悪化していくと結末がどうなるかわかりきっている。それくらいなら...。(8/2)
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