社長のコラム（2015年9月）

週２回更新中の社長のコラム

2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。

2015年9月のコラム

暑すぎず寒すぎずのこの季節、今朝も少し早起きして福岡市内を探検した。昨夜、我慢できずに食べたラーメンのカロリーを消費する意味もあって、電車に乗らずに1時間半くらい歩いて街の風を感じた。その多くははじめて歩く道であり新鮮な気分を味わう事ができた。同じ景色を見ながら椅子に座っていても良いアイデアは生まれにくく、マンネリ化した日々の生活や業務を一新するような刺激が必要なのだ。「歩く」＋「新鮮」の組合せこそアイデアには必要だと仮説するとしたら、今朝の1時間半には意味があるはずなのだが、今のところ名案らしいものは生まれていないが...。当然、そう簡単に結果が出るは思えない。私自身、これまでのひらめきのパターンは点と点がつながる事によるものだ。私の昔と今を比較すると、そのアイデアは現実的なものになりやすいく、また、その頻度は少ない。それは、これまでにつながった線と線をもつれさせないようにしながら、新たな線をつなげる為であるからであろう。一旦、元々の線を切断してからの方がいいのか？（9/30）
弊社が会社を設立してから15年を超える。15年間で培ったものは何だろう？もっと短い期間に何倍もの規模に発展した企業が数多くある中、弊社は少しずつ積み上げていく様に成長してきた。そして、三歩進んで二歩下がるという様に、気持ちよく前に進ませていただいて来た訳ではない。また、進化してきた部分と退化してきた部分があり、それは、会社ととも歩んできた私も進化しながら退化している。それは、単なる老化現象というだけでなく、限りある時間と資金の使い方によって、これまでに出来たサービスが出来なくなってしまう。気持だけは欲張りなので、全ての分野で最大限のパワーが出す為に努力するが、その結果、どこかに歪が来ることに気付き、ほけん工房は何をすべきで？私は何をすべきか？反対に何を犠牲にするのかという選択に迫られた。そこで、今後もその選択に迷わない様にする為に経営理念を掲げてる。これまで会社経営をする中で私の役目は一本の筋が通った洗練された会社をつくる事であると確信する。（9/27）
シルバーウィーク期間中、私は一泊二日で北九州市（小倉、門司）～下関あたりをウロウロしてみた。私の記憶ではこれらの地域でゆっくりするのは初めて！そして、充実した時間を過ごすことができて満足している。九州と本州を結ぶ関門橋を通り、本州に入った時の感動。門司、下関のそれぞれから見る景色は、そのひとつの橋とお互いの街であり、その街は遠目に見ても美しい。下関のタワーから見る秋の夕日が見る見るうちに地平線に消えていき、真っ赤だった空が暗くなっていく時間をここで過ごせた事はラッキーだった。その前後、明るい時間を門司、暗くなる前くらいの時間に下関に移動できた事もグッドタイミング！些細なことかもしれないが、この様なタイミングの流れは私の精神に良い影響を与える。下関では今限定で、夜まで水族館が営業されていて、関門橋をバックにしたイルカとアシカのショーが開催されている。そこで、私の家族に席を譲ってくれた親切な人が！タイミング、人との関わりの大切さをあらためて知る事ができた旅であった。（9/24）
私の休みは週１日と祝祭日であり、その週１日の休みは家族と過ごす様にしている。今日は、珍しくひとりで休みを過ごした。前日までは色々と計画していたのだが、今日に限って寝坊。その結果、昼と夜の２回もフィットネスジムでトレーニング。これは私にとって初めての事。余暇を過ごすレパートリーが少ない私は、いつも、お決まりコース。まずは昼ごはんを何にするのか決めながら、その飲食店の場所に応じて行く場所が決定するという流れは結構に多い。余暇を有意義に過ごせてこそ、仕事の時間を大切に使うようになる。余暇、仕事共に時間の使い方をあやまっている典型的な私。まずは、明日の勤務時間を充実させて、シルバーウィークにつなげる。月曜からは北九州市地区のマーケット調査を兼ねて旅をする。前回のコラムでも書いたが、アクセスが悪い地方に住み滅多に連休がとれない私にとって、片道３時間以上使わなければいけないところに行く事こそ連休の過ごし方のスタンダード。このタイミングを逃す訳にはいかない。（9/19）
今朝は、始業前に宿泊先の福岡中洲から博多駅経由で南福岡駅へ...。福岡市をもっとたくさん知る為にも、これまでに行った事がない駅で下車している。この件は9月3日のコラムに書いた事。15分程度で行ける所がこんなに広範囲である事がスゴイ。もちろん、東京、大阪、名古屋などの都心にも言える事...。隙間時期を使って行ける場所が豊富である事は、人生の質を上げる為に大切な事である。例えば、午後１時から9時までの８時間に暇ができた場合、片道２時間（往復４時間）という時間は、実質４時間しか現地での目的が果たせない。この場合、私の感覚では遠くても片道１時間（往復２時間）程度に止めておきたい。６時間を使うために往復２時間の移動時間であれば悪くない。佐世保市在住の私が１時間程度で行ける地域は佐賀市街地くらいまでで、長崎市街地や福岡市街地に行くととんぼ返りになる。あなたが住む街から１時間で行ける地域を地図上に書いてみて、その面積やその中にある街を見てみよう。特に忙しい人には重要！（9/16）
大阪梅田ルームではオープンして間もない事もあり、スタッフが店頭に立ち、通りがかりの方に挨拶をしている。一番の目的は、少しでも多くの方に認知されてご来店いただく事であるが、それだけの為にやっている訳ではない。いくつかの理由があっての行動だ。大阪梅田ルームのスタッフは不平不満のひとつも言わずに時間のある限り、毎日、店頭に立っている。昨日と今日、短い時間ではあったものの私も参加して、通りを歩く人に挨拶をしてみた。主にアイコンタクトがとれる確立が高いのは高齢者の方、欧米人の方、道に迷われている方等。目があわずにガッカリなのは歩き携帯をされている方。結果的に私と目があわなかった事はいいとしても、携帯電話を見ながら歩くという二つの事を同時に出来るので一瞬効率的に思えるが、実際には歩きながら目に入る何かを見るチャンスを逃している。携帯電話とかパソコンばかりを見ていたら人生損をしているのかも！携帯電話が無いと落ち着かない携帯依存症の私もそのひとりなのだが...。（9/12）
本日は９月９日。何の日なのかよくわからないが、勝手に記念日にするとしたら「掛け算の九九」にちなんで「算数の日」、ちょっと無理があるがキュッキュッという音から「ガラス磨きの日」などと色々な記念日にする事ができそうな日である。記念日なんていうものは周囲に迷惑をかけないのであれば各人が自由につけていいので、毎日を自分の誕生日と思ってもいい。最近、尿管結石で苦しんだ私の思いからは「救急の日」という事にする。8/20のコラムに書いている通り、激痛の中、深夜タクシーで救急病院に行き、病院スタッフの方には素早く対応していただけた。この日、私はたまたま福岡市内のホテルに滞在していたので、救急体制がとれている病院があって助かったが、もしも、その体制がとれていない地域だった場合、私はどうなったのだろうかと思うとゾッとする。インターネットである地方都市の救急体制を調べていくうちに、救急車で搬送されなければ対応できない事を知った。どうしようか？（9/9）
現状に満足して、これでよしとしたら、きっと、退化するのみである。そうかといって、不満を持ち続けるというのも健全ではない。私達はそのバランスをとりながら、進化していく必要がある。今年も残すところ４ヶ月をきり、年初に計画していた目標の一部しか達成できてない。日々の業務の傍ら、今年中に絶対やりとげなければならない仕事に着手している。もしも、あと４ヶ月以内にそれを出来なかったとしたら、再来年まで持ち越しになってしまう。その様なルールを私の中で決めている。こうなると、無理してでもあと一つと言わずに、二つくらいはやっておきたいとも思う。私の計画では、今年からスタートして、来年、その修正をしながら成果を上げるという考えである。今年と来年は全く役目が異なる。再来年はその結果で動きをとる。自分の中に進化する気持ちを強く思わない限り、行動を起こさず何も変わらなかっただけではないかと思われるだろうが、実は、それが退化ということだ。（9/6）
福岡天神ルームのオープンから６年８ヶ月間、多分、私はこの内半分くらいの時間を福岡天神で過ごしたのではないかと思う。しかも、その多くをカプセルホテルに宿泊している。ちなみに、あるカプセルホテルには４３０泊もの宿泊をしているらしい。これだけ多くの時間を過ごした割に、私の行動範囲は主に天神～中洲周辺。ところが最近になって、天神から電車で１５分以内くらいの駅で降りて周辺を歩いている。朝からチョットだけ早起きしての出社前だったり、会社帰りのほんの僅かの時間を使うだけなのだが、それなりにはその地域の空気を感じる事が出来ていると思う。ちなみに、本日朝からは千代県庁口駅と唐人町駅、帰りには七隈駅。今は福岡市内に滞在出来るのは週１日～２日程度なので、楽しみは来週までお預けという事になる。数年前には東京２３区や大阪市、今年は横浜市という様に、僅かな時間を使って街の空気を感じながら歩いてきたきついけど楽しい思い出！これは私の趣味になりそう。（9/3）

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