社長のコラム(2016年11月)
2006年から、雨の日も、風の日も、ずっと、書き続けています。
- 昨夜は、久々、たっぷりと睡眠をとった。AM1時頃~8時半まで7時間以上眠れたのは数ヶ月ぶり...。私は、この数ヶ月は仕事をしているうちに知らぬ間に座って眠ってしまっていた事が多く、頸部に無理がかかっていた為か最近は腕がしびれる。大切な首を守るためにも昨夜は直ぐにベットに横たわった。こんな時に整骨院や整体などでは、患部そのものではなく、その周囲やそれどころかかなり遠いパーツをいじる事がある。例えば、今回であれば頸部と腕部を痛めているのに、肩周りはもちろんの事、下腹部や背中や臀部、それよりも遠いアキレス腱への対策を行った。体のどこかに問題が生じた場合、その部分をカバーする為にそれ以外のパーツが無理をし、更に、他のパーツが...というように連鎖するという事だ。こうして、どこかに歪が起きてくる。私たちは無理をしてはいけないのか?このままでは「無理禁物」という結果になり甘えてしまい最悪は退化してしまう。そこで、無理に耐えぬ抜く為には、そのパーツか周囲を鍛える事にする。これは、体に関する問題に限らず心との関係性、個人だけではなくチーム、経営、政治などまでに広がる。(11/30)
- 私は10年間週2回ペースでこのコラムを書き続けてるが、書きたいと思って書く日もあればそうでない日もある。1時間以上ペンが止まったまま何もかけずに、いつのまにか座ったまま眠っていた日は何度もある。私はこんな思いまでして何の為に書き続けているのだろうか自分でもよくわからなくなる時もある。結果論ではあるものの、コラムを書いて良かったと思う事がある。その一つとしては、頭の中に閉じ込められたものを外に出す事が出来る事。実は、私が毎回このコラムを書き始める段階ではテーマや書きたい事が用意されていない。まずは、思いつくまま反射的に1行目を書いてみる。そこから、何か広がってきたら、そのまま書き続ける。今日も例外なく同様の流れですすめている。今、書かなかったら、きっと、もう二度と同じ内容を表現できない。そして、このコラムを書くことによって精神を安定させている。例えば、私のコラムでは、書き始めから中盤まではネガティブ、最後にポジティブにもっていくパターンが時々ある。私は頭と心の整理をしながら、自分を励ましたり、勇気を出したり、経営判断をしたりしている。私はこのコラムに救われている。(11/28)
- 本社の引越しから1ヶ月が過ぎ、少しずつ平常に戻りつつある。まだまだ、しなければならない事が済んでないので、休暇を取っていいのかわからないが、明日は思い切って数ヶ月ぶりに休みをとりたいと思う。やっと落ち着いてきたと思ったら、新たな問題点が浮上する事は、これまでを振り返っても当たり前にパターン化していて、今もその通りになっている。いつになったら安定するのだろうのかと思う。こんな風に、気がかりな事があると休んだ気持ちになれないけれど、嫌な事を忘れて明日の休みを満喫したい。そう言うのは、これもまた過去を振り返り、反省点があるからだ。それは悪循環に陥る事である。ON・OFFをハッキリさせるべきと言うが、私にはそれが出来ない。それでも明日は、日常から離れて興奮できるくらいの一日にする。頭の中では休暇の大切さくらいはわかっている。仕事人間の私の場合、最高の休暇をとる反動で最高の仕事が出来ると思えばいい。そして、この休暇は私だけでなく家族にとっても満足できる日にしたい。特に過去数年のスマホで撮った写真を見ながら気付きがあった。(11/22)
- 目標達成する事を癖付ける。その為には色んなものを持っておいた方がいい。まずは、ハイレベルな能力を持つ事が出来れば達成しやすいだろう。それに加えて、自分自身の力だけではなく、協力してくれる有能な協力者を持つ事が出来たら鬼に金棒。自分と協力者にはブレがない様に同じ方向性を持つ事が条件となる。そんな自分と協力者の一人ひとりが持ち合わせるべきものを思いつくまでに書くと、使命・責任・自信・危機感・強固な精神力や体力・信じる心・良い仲間・良い環境・成功体験・夢等...。逆に持ってはいけないのは、甘えや逃げ場所、ネガティブ発想。自分に対しても人に対しても駄目なら駄目とフォローする時もあるが、それは、精神力や体力のダメージを考慮しての事。使命感や責任感が強く、限界を超えてもやり遂げようとしている人には良いが、それが無い人には、更に甘えや逃げ場所をつくるだけになる。保険屋さんという職業を多くの方が嫌う根源としては、その職業に売上ノルマがある事だと思う。私はそのノルマとおおよそ25年戦い続けている。しかも、ノルマの為にお客様に損をさせてはいけないというルールを守りながら...。(11/20)
- シンプルライフ、シンプルデザイン等、シンプル○○という表現が多い。私もシンプルイズベストである事に賛成である。賛成した上で、私が言うシンプルとは「無」ではない。シンプルな中に敷き詰められた中身があるべき。一流のデザイナーが言いそうな言葉だ!人前にさらされる段階ではシンプルであるがそれをつくる工程では複雑であり豊富な材料が並んでいた事が想像できる。例えば、A4のコピー用紙に表現したい事を片っ端に書き出し、重複している部分を消しこみ、打ち消している部分を解消し厳選していく。書き出した項目一つ一つを見る限りは採用すべきものであるが、その他の項目の邪魔になるのであれば不採用となる。異例な形では、邪魔になったとしても採用する事もある。組織、チームという人の集合でも同様な事は言える。一人ひとりを見る限りは満足しているのに、集合したら打ち消しあい不満足となる場合もある。その反対に、一人ひとりでは不満足なのに集合すると満足する場合もある。弊社で言うシンプルデザインすべきものは、組織(チーム)、商品構成、サービス、店舗デザイン等色々ある。また、それらも用紙に書き出し、シンプル化しなければならない。(11/16)
- 「人の意見を聞きいれるべきか?」と質問されるとしたら、「どちらかと言うと聞き入れるべきだがそうとは限らない」と濁すだろう。素直に意見を聞き入れた結果、後悔する事もあるだろうし...。意見というのは人それぞれであり、正反対だったりもする。その為に、全ての人の意見を聞き入れる事は不可能である。先日、行われたアメリカ大統領選挙が接戦だった事も、典型的なものである。人の意見というものは自己中心的なものが多く、私利私欲である可能性が高い。そうでないものを探すほうが難しい。人の意見というのは参考程度に聞き、取捨選択するものである。気になるのは、ありがたくご意見をいただいたのに、それを実行しない事で、その人を嫌な気持ちにさせるのではないかという事。私は心を鬼にして、その多くを一般的な意見として捉えることにして位置づけて、ほんの僅かの私の心を動かすものを採用する事にしている。しかも、アレンジを加える。もしも、意見を言ってくれる人が責任を取ってくれるのであれば、それを受け入れる可能性は高いだろうけど...。(11/13)
- 10年以上続けているこのコラム初!同日に2回の掲載となった。前回のコラムの続きを書くという意味でも、また、週2回のコラムを書き続ける約束の為にも、今日、どうしても書いて置かなければならなかった。さて、前回、何かをして何かをしない様にしなければならないと〆ておいたが、その事について深めておきたい。私達は皆、小学生低学年から【足し算】、続いて【引き算】→【掛け算】→【割り算】の順に学習する。簡単にできる順番とも言えるだろう。まさに、私達は、頭を使わなければ足し算を繰り返す事になる。ついつい、あれもこれもやってしまう。勿論、行動力を高める為には考えすぎずに、まずは行動するというのも大切であるために、そうすべきと判断する時には即行動に移すので足し算を否定しないが、必ず、引き算を意識しておかなければならない。弊社が経営するカフェで言うと、座るという機能を引き算する代わり、安価な料金で、高級豆を高額なエスプレッソマシンで淹れている。保険でいうと、訪問する事を引き算する代わりに足し算できたものがある。更に、掛け算と割り算については難易度が高く、近日のコラムとする。(11/9)
- 10月14日、本社新築移転。続いて、10月21日、本社1階に新規オープンしたカフェ「CarinoeFresco」。正直に言うと、まだまだ、どちらも繁盛しているとは言えない。心配していないというと嘘になるが、繁盛していない訳のいくつがわかっているだけに対策を打ちやすい。診断がつかない病気と同じように、原因がわからないならば、改善すら出来ないので、原因究明から、はじめなければならなくなる。ちなみに、弊社の場合、最大の原因として知名度の問題があり、多くの方々に認知される事によって、大きく改善されるだろう。私が今後不安になるとしたら、リピーターが少なかったり、更には、私を含めスタッフが戦意消失する事である。実際には今、毎日、数回、ご来店いただくお客様をはじめ「美味しかったので、また、来ました!」というお客様が多く、ありがたく思っている。スタッフも前向きに仕事をしてくれている。当たり前だが、新規にご来店いただき、そのお客様が2回、3回とご来店したくなるお店をつくる事。そうなる為には色々な方法があるだろう。私はその中から何かをして何かをしない様にしなければならない。この続きは次回のコラムで!(11/9)
- 結局、私は死にものぐるいで働くしかない。私は労働者という立場ではないので、週40時間どころか100時間以上働く事も許されている。残念ながら、私はサイボーグではなく生身の人間である様だ。そろそろ、私の【脳】【心】【体】が壊れ始めている様な気がする。そう感じる異変のポイントを絞ると、もうこれ以上の力を使えないというギリギリの状態である事。特にトラブルが発生した際に、余裕の時間とパワーがない為に、その段階で何かを諦めなければならない。例えば、そこに雨漏りをしていたとしても、バケツの数が決まっているので、その中でできる限界までを対応するというようなもの。そして、それを放置しておく訳にはいかないので、屋根の修理という根本を改善し、更には、今後、そうならない為の対策までをうっておく。最高に元気な時であれば、それを商売のヒントにする等、アイデアの種とするのだが、今の私はバケツすらも有効活用しきれていない事もある。それを知っているので、あえて根本から解決しアイデアにしようとするが、この様な状態では、顧客、スタッフ、家族、知人友人等への配慮が出来なくなり二次災害が発生し始める。(11/3)
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