コラム2014年4月｜福岡天神・佐世保・東京有楽町｜ほけん工房・0120-196816

本日、７年間お世話になった旧事務所の最終日...。広々として、眺めが良く、何よりも慣れ親しんでいたので、名残惜しい気持ちである。私は、本日、福岡の店舗にいたので、昨日が最後の別れとなったのだが...。その日、沢山の思い出が自動的にフラッシュバックし、しばらくボーッとして立っていた。我に返って室内を眺めて見ると、荷物を運び出されたその空間に無いと実感したのは「物」以上に「人」だった。普段は、私のキャパシティを超える程、スタッフの声が交差していた室内が静かである。深夜に一人、仕事をする事が多い私、慣れているはずなのに、いつもと違って感じるのは、明日があるか無いかの違いなのだろう。...ああっ、そうかっ！(4/30)

役目を整理しよう。特に、私の役目が何なのかを！...中小企業の経営者はオールマイティーでなければならないと、全てを自分でやろうとしたり、管理しようとする。私も例外ではなく、元々、そんな一人である。今も大差は無く、全部を管理しようとする癖は変わらないが、最近は、スタッフには出来ても、私には出来ない事が多い。スタッフが進化したのか？それとも、私が退化したのだろうか？そして、それが良いのか悪いのか？その正解は無いが、退化した何かがあるのなら、進化した何かがあればいい。大事な事は、私がやるべき役目を決めて、その為に最大パワーが使える様に、自分自身の機能を削ぎ落とし、新たな機能を追加するのだ。(4/26)

今日は私の誕生日。一つ年齢を重ねる事が、良いのか悪いのか疑問だが、少なくとも、こうして、今日も存在出来ている事を幸せに思う。さて、今日一日、私が勤務した福岡天神ルームには、ほとんどの時間、お客様の来店あり。常に、お客様で賑わう店舗でありたいと願い続けているので、これこそ、もらって嬉しい誕生日プレゼント。ありがたやー...。そんな私は、欲求を満たす為に生きているのにも関わらず、多くの時を欲求不満のまま過ごしている。行列が出来る保険屋さんになりたいと欲求したとしても困難だ。何故なら、私だけでなく皆さんも欲求を満たす為に生きているはずだから。多くの人は、飲食店、温泉等に、欲求を満たす事が出来るが、保険相談で欲求を満たせるとは思われてない。私に相談したら...？？（4/23）

残念ながら、私は調理は出来ないが自称グルメである。そんな私を感動させる料理とは、想定外の味やサービスを提供してくれる。舌の日頃使ってない部分が反応するのだから、例えが見つからず、簡単には表現する事ができない。美味しいと言うのが精一杯で、笑顔になったり、時には、涙が止まらなくなったり...笑っても泣いても、私の気分を良くしてくれるのに間違いない。更に、私を虜にする料理とは、２回目、３回目と食べても、最初の感動とのギャップが小さい。その上のレベルとしては、２回目よりも３回目という様に、感動するポイントが増大する。儲けを急ぎ過ぎるとしたら、こんな回りくどいやり方をせず、無難な味付けをするだろう。その味に気付いてもらえなかったら最悪だから...(4/19)

ブーメランはクルクルと小さく回転しながら、大きく一周して戻ってくる。私が描きたいストーリーは、このブーメランに似ている。一話毎にも意味があるが、一話から最終回の十話までの話を全部聞く事によって核心に迫る事が出来る。この際、九話までで最終回を想像するのは自由だが、一話から最終回までを傾聴して、全体を通じて私が言いたい本質を知って欲しい。私は話をまとめず、一話完結せずに、含みおきをした上で、二話へと進む。同様に三話、四話と進んでいく、後半になるにつれて、徐々に、これまでのストーリーの意味が解ってくる仕掛け。しかし、油断してはいけない。十話のみで真実を伝え、九話までは全て嘘なのかもしれない。何故、こんな回りくどい事をするのか？そうしなければ、伝わらない話があるからだ。(4/17)

「今日一日、何歩進んだのだろう？」...こんな事を思い今日一日を締めくくる。最近、知り合いがフルマラソンを完走したらしい。タイムは５時間半くらいだったようだが、３０ｋｍ地点では３時間くらいで通過したらしい。あとの１０ｋｍちょっとで失速したらしい。最近の私は、まさに、それと同じようなもの。足を前に進めようと思っても、思ったほど前に進まない。一旦、休んで走った方が効率的なのかもしれないが、今、休む訳にはいかないのは、フルマラソンと同様。一旦、休んで走るのは「うさぎと亀」のうさぎくらいだろう。実際には、走りながら回復するしかない。頭が疲れている時は、明日、すべき事をまとめておく事が、一日を充実させる第一歩。（4/12）

いよいよ明日、本社移転。準備万端とは言えない状況で、前日、福岡の店舗で勤務し深夜、本社に到着する。３分で大盛カレーを完食し、ハイスピードで走り、高速バスの飛び乗ったのが、３０分前の話。乗り遅れたら３０分遅くなる。これから２時間の移動時間をどう使うかによって、明日の引越しの進み具合が変わると言っても過言ではない。このコラムは、どんな時にも欠かさず書きたいので、省略できないが、書き終えたら、最初に、明日の引越しと今夜やるべき事をイメージする。最後まで、迷い続けた設置場所、そして、優先順位、手順など、スタッフ全員に、端的に解りやすく一枚のシートにしておこう。それから、最後の箱詰めを行って、明日、元気に早起きする。(4/9)

日常業務に加えて、本社移転に伴う準備に追われている。４月１０日まで残すところ、たったの５日しかないとも、５日もあるとも言える。まだまだ、万全な準備が出来ている訳ではないし、あと、５日間もこんな目に合わなければならないと思うと早く時間が過ぎる事を望む。これらは、ネガティブ思考の考え方だが、ポジティブ思考であれば、あとたったの５日、楽しく準備していたのにとか、早く新店舗の完成を見たい！...って、感じだろうか？そういう私は、前向き４、後向き６の思考。明日と明後日で、書類関係のほとんどを新店舗に運んだり、新店舗の案内状を郵送したりと、それに費用もかかるし、引越しって大変だけど、全部含めて、楽しむべきだろう！（4/5）

ある純粋な少年の話。少年は友達から遊ぼうと誘わたら、犬が尻尾をブンブン振る様に喜んで、滅多に拒むことがない。好きな人には、直接、好きと言える。こんな性格、私は好きだ。しかし、残念な事に、この少年は間も無く、心に傷を負い、透き通る様な真っ白な性格が汚れていくだろう。このまま汚れなくこの性格を守り続ける事は奇跡だろうが、少ない確率で可能である。ハイリスクハイリターンであり、失敗すると、少年の性格は歪んでしまうだろう。確かに、無菌室で育つ訳にはいかないのだから、多少汚れた性格であるべきなのだろうか？そういいながらも、純粋な少年の心を汚すべきなのだろうかと思う。(4/2)