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社長のコラム2014年5月

週2回更新中。真面目に書いてます。是非、ご覧ください。

2014年5月

止めを刺す言葉を衝動的に使ってしまうリスクについて語ろう。さて、それは何か?...感情の起伏によって、カッとしたり、ヒステリックになり、冷静に判断せずに、相手の足下を見た発言をする事。例えば、カップルであれば、喧嘩をする際に、すぐに「別れよう!」という発言。特に、この言葉を使う側は一方であり「別れたくない!」という思いが強い一方が、無条件降伏する事になる。これに味を占めた者は、喧嘩の度に「別れよう!」と言い続ける事になる。しかし、ある時、いつもと異なり「お望み通りに別れましょう!」と返される事になる。その時になって、相手の愛情を確認する為に使ってきたのだと気付くが、時既に遅し...。カップルに限らず、職場、友人関係でも...。(5/31)

「人生これからこれから」...我が家のトイレには、この様なカレンダーがある。しかも、その日から時間が止まったかの様にめくられてなく、日めくりカレンダーとしては機能していない。悪く言えば、今に満足していない事になるが「人生これまでこれまで」よりはいい。更に肯定すると、明日はきっといい日になるから、今、辛くても、前向きに行こうと、気持ちを切り替える人って強い。しかし、そんな前向きな人であっても、どこかに限界があるだろう。明日こそはと思い期待しても、更に、悪化していくならば、耐えきれなくなる。それなら「今日は明日を創る大事な日、この調子で行くと明日はきっと(今日よりもっと)期待出来る」なんていかが?(5/28)

「どれにしようかな?」「あれもこれもいいな?」...と迷ってしまう。優柔不断な私は、最終的には諦め半分で選択する事になる。情報収集し、一旦、選択肢を増やした後、消去法によって絞り込む手順。そして、最後に残った3つの中から、どれかひとつ選択しなければならない為に、更に、追加情報を得る。不幸にも、この追加情報により、折角、選択肢から外していたはずのものが、選択肢として戻ってくる事がある。何故ならば、選択とは、情報の量と質に左右されるものだからだ。このように、当然、情報に偏りがあり、正しい選択をする事は困難だ。しかし、私たちは、常に、選択し続けなければならない。腹を括るしかない。(5/24)

「無知の知」...私が学生時代に学んだ哲学者ソクラテスの言葉。真の知への探求は、自分が無知であることを知る事から始まるという。化学を専攻していたが、哲学を学ぶ意欲の方が強かった私。私が通った学校では「ソクラテスの弁明」という本を読む事が必須だったのもあり「無知の知」は印象的であるが、ソクラテスが伝えたかった真の意味までは理解出来ていないと思う。私は長い間、保険というものは何かを研究し続けている。例えば、どの商品を選択すべきなのかを判断するにしても、情報の量や質、その判断をする人の正義などによって、全く、異なる答えとなる可能性が高い。だからこそ、真の知への探求は続くのだが...(5/21)

弊社では、スタッフ全員、出社して退社するまでの間、電話とパソコンとテレビ会議システムの前からほとんど離れる事が無い。佐世保、福岡、東京のスタッフ同士、そして、お客様、協力会社とをつなぐ為に、最も効率良い方法だと考えている。店舗間は、いつでも、一声で顔を見ながら会話が出来る。高速バスで移動が多い私が最も席を離れるスタッフということになるが、こんなバスでの移動時間でも、タブレット端末で、業務に参加し、指示も出来る。何故なら、スケジュール、お客様情報、メール、掲示板、ファイル管理、報告書、TODO等を、スタッフ全員で共有化しているからだ。情報を隠さず共有化出来る企業は、希少であると自負している。(5/17)

学生時代、ボート部だった私。漕ぐ人(4人)と舵取りする人(1人)の5人が力を合わせて、船を前に進めて競争するスポーツ。ちなみに私は船の左側を漕ぐ担当。並び順としては5人の中心である。人の中心というポジションを居心地よく感じ気分が良かった。船の中心はパワーがある人が担当するポジションらしく、当時、筋力には自信があった私にとっては最適なポジションだった。力自慢をしたい私は思いきって、オールを漕いで見せたが、船が揺れてしまい前に進むどころか転覆しそうになった。ボートとは、全員の力、タイミングが揃わないといけないのだ。そして、直接、船を漕ぐ事は無いものの舵取り担当者がどれだけ重要な役目なのか良く解る。これって、深い話なのだが、この辺で、想像に任せる事にする。(5/14)

テレビドラマは、私にとって、心の支えである。週に5つ位は見ていると思う。医師、教師、刑事等のドラマが多く、私自身はその度に医師だったり刑事だったりなりきっている。それはそれで良いが、私のお気に入りは、経営者を主役にしたもの。自分自身に照らし合わながら、スムーズに、その経営者の気持ちに近づく事が出来る。私自身の事をわかってもらえた気がして、気持ちが落ちつき、勇気が湧いてくる。また、どの社長さんも、私よりも、ずっと、出来がいい人ばかりで憧れる。そんな方が事業に失敗でもしたら、自分の事の様にショック。そこには「負けるな!」って応援している私がいる。(5/10)

「理解→行動」「行動→理解」...きっと、鶏が先か卵が先かいうジレンマ通り、どちらが正解で不正解という訳ではないのだろう。...となれば「→行動→理解→行動→」という繰り返しがいいが、そんなにテンポ良く繰り返されるとは限らない。では、ここに「信用」という触媒を混ぜて見よう。「→信用→行動→理解→信用→」いう様に円滑にストレスなく流れていくだろう。この信用の部分を「不信」に変更したらどうだろう?「→不信→理解→理解→理解→」と言う様に中々行動出来ず、頭の中だけで、ずっと、考え続ける事になるだろう。信じる力、信じられる力を持つ人を幸せな人と呼んでいるのかもしれない。 (5/6)

ガーン( ̄◇ ̄;)...高速バスが満席で乗車出来ず、慌ててJRの最終便に飛び乗ったが、満席、座れない。しかも、都心の電車とは異なり、元々、立って乗る前提で作られて無い為なのか手すり一つ無く「悲惨」...。これから2時間、立ちっぱなしなのかもと思うとぞーっとする。そのうち、席が空く事を期待したいが、あたりを見渡すだけでも、大勢の方が立っていて、競争力が激しい。自称、気のいい私は、きっと、最後まで...。「頭が寒い」なんと、エアコンが頭を直撃している。先程までは、走ってきたので暑くて丁度良かった冷たい風が、私を痛めつける。到着した時には、立ったまま凍りついているかもしれない。助けて~(5/2)